中国が、日本は中国領と言い始めた

《産経ニュースより》
___///中国の習近平国家主席が7日に米カリフォルニア州で行われた米中首脳会談で、オバマ大統領に対し、尖閣諸島が歴史的に見ても中国固有の領土だとの主張を繰り返し、中国の領土主権にかかわる核心的利益に位置づけていることを表明、主権と領土統一を断固として守る方針を強調した。///___

ドニロン米大統領補佐官によると、「これに対しオバマ氏は尖閣諸島の領有権について特定の立場を取らないとの方針を表明し、対話を通じた解決の必要性を訴えた」という。

 

中国の言う『核心的利益』は自分のものということ。
チベット、新彊ウィグルを常に核心的利益と表現しているのを見ればわかるように、「自分たちが奪い取った、またはこれから奪おうとする国や地域を指して使う言葉です。

便利ですね中国人の頭は。
欲しいモノがあれば「古来から中国の核心的利益」といえば、それに反対する人たちを武力で押さえ込んで「中国の利益を奪おうとする侵略者を懲らしめただけ」と言い続けてきました。
尖閣を奪い取ったら次は沖縄です。その次はどこか誰でもわかります。

こういった発言は中国の常套手段ですが、安全保障条約を結んでいる日米関係を知りながらその当事者・米国に出かけて首脳会談で発表したことは尋常ではない。
それを許した米国もとんでもないことをしたものです。

「対話を通じた解決の必要性を訴えた」オバマ大統領は中国マネーに溺れる米国民主党の姿を浮き彫りにしました。
あの中国お抱えのヒラリー・クリントン氏さえ、「尖閣は日米安全保障条約の対象」と言ったのに、大統領自ら「対話で解決」と言ったら「アメリカは手を出さないよ」と言ったに等しいこと。

 

日本政府はこの問題をどう見ているのかわからないので不安です。
アベノミクスが少し揺らぐたびに喜んで、はしゃいだ記事を書く日本のマスコミは、もし中国が尖閣に侵入してきたらどう書くか想像できますか?

まず最初に「中国の無謀」と非難してみせて、その後は長々と「危機を察知できなかった日本政府」、「中国を助長させたアメリカ」という批判記事を書き連ねます。
そして最後に「対話で解決を」と結びます。

理想主義者オバマ大統領が就任以来何を成し遂げたのか振り返ってみると、功績らしきものは金をばら撒く経済政策、社会保障対策くらいのもので、外交政策・長期戦略ではルーピー鳩山氏なみの無能な夢想家ぶりが見えてきます。
偶然でしょうが、洋の東西を問わず『民主党』は内向きなポピュリズム政党ですね。

清国、ロシア、アメリカと時の大国と戦い続けた日本は、次の大国・中国相手に戦わなければならない宿命なのでしょうか?

コメント

コメント(4)

  1. 中央情報部美人秘書

    オバマさんが言っていました。

    『韓国の国家元首と中国の国家元首がわざわざアメリカまでやって来て、わしに何をいうかと思ったら、まぁ程度の低いこと低いこと!外交に全く関係のない事を口角泡を飛ばして言うのには本当にあきれてしまったぞ。あんたらアホか?言う訳にもいなんしなぁ!』

    金が無いときにはおとなしくしていて、金が出来たら威張り散らす韓国も中国も典型的な成金国家です。

    それを利用して儲けた日本の企業もいっぱいありますから仕方が有りません。あんたらもアホか?

    返信
  2. KEI

    【12日付で、オバマ米大統領が7、8両日に米カリフォルニア州で行われた米中首脳会談で「まず中国側は、日本が米国の同盟国であることを認識する必要がある」と発言していたことが分かった。】

    ということで、ひとまずホコを収めますが、米国が韓国中国のロビー活動に

    非常に寛大な国(賄賂国家)ということは忘れてはなりませんね。

    従軍慰安婦像を設置している米国の市長を訴えましょう。

    返信
  3. オバマ

    米国の同盟国である日本が中国から脅迫されることをわれわれは絶対に受け入れない。

    返信
    • admin

      これ悲しいかな『今のところ』という注釈がついてるように見えますね。

      怖いですね。

      返信

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