国家エゴ・ナショナリズムから日本を守れ!

英国が僅差の結果だが国民投票でEUから離脱。
ホントにこんな大事な問題で50%弱の多数の国民の意思が無視される経験をした英国民は、『多数決』原理の不条理が身にしみていることだろう。

だがその不条理の元はナショナリズム。
ナショナリズムは国家のエゴなのだ。
そのエゴを噴出させたのがポピュリズムだ。
人類の智慧は今世紀大きく後退した。

現在の世界で国家エゴであるナショナリズムを制御できなければ人類は滅亡する。
その主役は米国、ロシア、中国という核軍備大国だから地球そのものが滅びると云ってよい。

今回英国を無責任と批判する政治家やメディアが多いが、その動きを最初に推し進めたのは米国である。
リベラリスト・オバマ大統領が中途半端な人道主義を振りかざし中途半端な世界戦略を取ったことで、アメリカの威信を失った米国民は再びモンロー主義に逃げ込もうとしている。
そこをついて、力をつけてきた中国と復権を狙うロシアが、まるで未成熟な子供のようなエゴをむき出しに他国支配・侵略方針を強めている。

ロシアはまだいい。孤立のつらさを知っている。旧ソ連圏を支配下に置きたいだけだろう。

だが中国は違う。
政治家の人格、国家体制、国民の民度、歴史学習あらゆる面で未成熟で粗野で欲望むき出しの、人間でいえば社会生活不適応者の病的行動を繰り返して恥じるところが無い。中国四千年の歴史などと夜郎自大、尊大さが際立っていて、彼らの主張を聞いているだけでへどを吐きそうになる。

しかし、それでもなお、私が最も恐れるのはアメリカである。
国家エゴと歴史の無知から愚かにも中国に肩入れし、大東亜戦争を引き起こしたアメリカは、

ルーツであるヨーロッパでロシアと対峙することには躊躇しないが、
日本を悪役に仕立てた歴史欺瞞を持ち続けるアジアでは、中国と妥協する可能性が大きい。

アメリカの態度一つで、アジアは不潔で野卑な中国に呑みこまれかねない。


日本はこれまでのような消極的な外交では生き残れない。
少し前に書いたのだが、東南アジア経済・軍事防衛機構を提唱しましょう

インドから台湾・日本までのアジア諸国。
特に、インドネシア(尼)・マレーシア(馬)・フィリッピン(比)・台湾・日本という島嶼国家が中心だ。
あとはインドを筆頭に南シナ海、インド洋に面した国々の有志国家で構成する、
経済と軍事で緊密に協力する同盟国連合です。

 

安倍さん、参院選が終わったら
ちゃちゃっと憲法改正して、すぐ

『海洋アジア経済・軍事防衛機構』を提唱しましょう!

 

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