カテゴリ:読者の作品&ネットで発見の投稿欄

沖縄に酔う(2)

≪BY 宅僕≫

沖縄の中心地、那覇の街。
地元の人達の集う路地裏のスナックで、かなり遅い時間に、見つめあいながらデュエットする70半ばくらいの老夫婦を見た。

「ご夫婦でこられる方多いんですか?」 と、これまた80歳すぎたママに話を向けると、「夫婦じゃ来ないよ」 と、いともあっさり否定され 「へ?」

よく見れば、薄暗い別の隅のボックスにも同じくらいの年恰好のペア。ママの方を向いたらソッポを向いて知らん顔。

「ああこれは話のタネにもならない普通のことなんだ」と納得しました。

観光客のあまり行かない地元の人達が行くススナックは「安い!」
3000円も出せば、山盛りのおつまみ(島ラッキョウやおでん)が出て、時間に関係なく過ごせる。デートコースには最高なんです。

老後は沖縄に決めた!
その為には今から行って、将来デートしてくれそうな「若いオバ―」を物色しておかなければ。

ほの暗き 南の島の 酒場にて
イチャリバチョ-デイ 古酒(クースー)愛でなむ
(イチャリバチョ-デイ:一度会えばお友達)



沖縄に酔ふ

≪BY 宅僕≫

泡盛に 酔いて紡ぎし 夢の跡
古城(グスク)の石組 島空に映ゆ

旅人の 夢を食らうや 琉球の
島の緑は 哀しとも見ゆ

海人(うみんちゅ)は 白き歯をむき 獲りたての
モズク差し出し 食えと勧める

 

 



ファイナルジャッジメントという映画

「日本が某アジアの大国に占領される」
まだ見てないんですが、日本が外国に占領される映画のようです。大変時宜を得た企画で、台頭する中国の軍備や韓国の海外での大々的反日活動を見ていると、いつ韓国・朝鮮と中国が結託して日本潰しに動くか判りませんからね。

で、新聞のキャンペーン記事を見たんですが、なんとこの映画、あの大川隆法率いる宗教団体「幸福の科学」が作った映画なんですね。
う~ん悩みます。だがこの映画が近くで上映されることがあれば見てみようと思います。

一方宣伝に霊界から丹波哲郎さんが送ってきたメッセージを使っている、というのもご愛嬌。見たら感想を送ります。



青春 そして 別れ

BY ハッチョ

我が人生において恩師と呼べるただ一人の先生”クマさん”に出会ったのは40年以上前の八幡浜高校時代。中途半端な大学予備校のような普通課高校で私は登山部に入った。その登山部の顧問をしていたのが皆が”クマさん”と親しみを込めて呼ぶ野本先生であった。
一緒に入って今でも付き合いのある中学校からの友人に聞いても「なぜ登山部だったのか」どちらも覚えていない。心に残るほどの大した理由もなかったのだろう。

あまり好きになれない 「青春」という言葉のただ中のこの時期に、私は「何がしかの確たるものを手に入れた」と言う実感は殆どない。生意気盛りで勉強など馬鹿にして殆どしなかった(いや出来なかった)。今にして思えば喪失感の方がはるかに多かったように思う。簡単にいえば「人に誇れる青春」ではなかったということだ。 続きを読む



宇宙人万歳

BY 八兵衛

A:「50年前手に入れた地球人のサンプルで余り出来の良くないのがいただろう。かわいそうだから彼の運の良さを30歳までに凝縮したサンプルさ」

B:「はい、そのおかげでとりあえずその国一番の大学に入学できました。でもあれは相当無理な操作で脳みそは取っちゃいましたからね。その後はオウム並みの人間ですよ」 続きを読む



乳母車

by WEBラジオ

三好達治の詩:「乳母車」

母よ あわくかなしきもののふるなり
紫陽花(あじさい)色のもののふるなり
はてしなき並木の道を そうそうと風のふくなり

時はたそがれ 母よ私の乳母車をおせ
泣きぬれる夕日に向かって
凛々(りんりん)と私の乳母車をおせ

つめたき額に 赤い房ある天鵞絨(ビロード)の帽子をかむらせよ
旅いそぐ鳥の列にも 季節は空を渡るなり

あわくかなしきもののふる
紫陽花(あじさい)色のもののふる道
母よ 私は知っている
この道は遠く 遠く はてしない道

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好きな詩なんですが、最近やっと気が付きました。
てっきり母を謳ったものだと思いこんでたんですが、母親の姿が全く見えないことに。

徹底的に自分目線。子供視点。
母親は並木や風や鳥や空のように風景の中に消えてしまってます。
まるで、どんな風に無視しても、駄々をこねても、
母親は自分を守ってくれると頭から信じ込んでいるかのように。

・・・・・・・・ああなんだ・・・やはり母親を謳っているのか・・・・



1999 アメリカンロッキー6

by ハッチョ

アメリカ
アメリカは広い。とんでもない広さだ。
飛行機で移動してもこれだけ広いのである。
車で走ったくらいでは何時間たっても風景は変わらない。

(今回の写真は旅行と関係ありません)

空から見渡した真白いソルトレイクさえ日本人には一つの国程に見える。
豊かな大自然と広大な農地は他国からみれば垂涎ものだろう。
この広大な大地の上に広がる空もまた、青く無辺の夢のようである。 続きを読む



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