沖縄に酔う(2)

≪BY 宅僕≫

沖縄の中心地、那覇の街。
地元の人達の集う路地裏のスナックで、かなり遅い時間に、見つめあいながらデュエットする70半ばくらいの老夫婦を見た。

「ご夫婦でこられる方多いんですか?」 と、これまた80歳すぎたママに話を向けると、「夫婦じゃ来ないよ」 と、いともあっさり否定され 「へ?」

よく見れば、薄暗い別の隅のボックスにも同じくらいの年恰好のペア。ママの方を向いたらソッポを向いて知らん顔。

「ああこれは話のタネにもならない普通のことなんだ」と納得しました。

観光客のあまり行かない地元の人達が行くススナックは「安い!」
3000円も出せば、山盛りのおつまみ(島ラッキョウやおでん)が出て、時間に関係なく過ごせる。デートコースには最高なんです。

老後は沖縄に決めた!
その為には今から行って、将来デートしてくれそうな「若いオバ―」を物色しておかなければ。

ほの暗き 南の島の 酒場にて
イチャリバチョ-デイ 古酒(クースー)愛でなむ
(イチャリバチョ-デイ:一度会えばお友達)

コメント

コメント(5)

  1. 先見の明を持つ老人

    定年間近の国家公務員の親友の一人が、彼の地に単身赴任になりました。

    「赴任先にはおびただしいバツ1・バツ2・バツ3の若オバーとめぐり会うことになるので十分心しておかんとアカンぜ!」

    「分かってまん!」

    2年後に彼はめでたく彼の地に中古の家を買ってしまい「老後はここに決めた!」

    彼の家族全員を知っている私は、何と言って良いのやら???

    返信
    • 浜っ子

      これは、
      「お友達は忠告を無視して見目麗しき若オバ―と巡り合い、新しい愛の巣を構えた」

      という喜ぶべきお話でしょうか?

      それとも
      「年甲斐もなくとち狂って、内地の家族を見捨て沖縄に居着いてしまった」

      という教訓めいた「悲しい」お話でしょうか?

      返信
  2. 先見の明を持つ老人

    これは若い時に「おたふく風邪」や「はしか」などにかかっていなくて年をとって発病した最悪のケースです。

    本人が重症だと気がついていないので救いようがありません。

    どうも私の親切な忠告が仇になって寝た子を起こしたようですが、本当に「寝た子」を起こしたのは手練手管の純情なオバァです。

    マァ、近いうちに「寝た子」が起きなくなったらThe endになるはずです。

    返信
    • 浜っ子

      ということですか。

      「寝た子が起きなくなる前に沖縄に行け」

      という励まし、しっかと受け取りました。

      有難うございます。

      返信
  3. 浜っ子

    【追伸】
    ≪これは若い時に「おたふく風邪」や「はしか」などにかかっていなくて年をとって発病した最悪のケースです。
    本人が重症だと気がついていないので救いようがありません。≫
    ということですが、

    私の友人(先輩)に、若いころ「はしか」や「おたふく風邪」に

    罹ったはずなのに、ズーット罹りっぱなしの方がいます。

    こういうケースはどうなるんでしょう??

    返信

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