暗雲漂う将棋界

名人戦で羽生善治三冠が森内名人に3連敗。
電王戦でプロがコンピューターに敗れたのも驚きだったが、羽生三冠の不調は負けず劣らず棋界にとって衝撃だろう。

前兆はあった。NHK杯決勝、渡辺明二冠と対戦した5連覇を狙う羽生三冠は全くいいところなく109手で投了。
首をかしげるくらい羽生三冠の指し手と陣形がちぐはぐで、こんな羽生善治氏を見たことはありません。
羽生三冠の天才的棋力を見せつけられてきた者にはそう思ってしまうほど、精彩のない不思議な負け方を繰り返しています。

「常人には思いもつかぬ何か全く新しいことに挑戦しているのではないか」
「そのうち全く別人のような羽生善治が生まれるのではないか?」
できればこの願いに似た思いが実現することを期待します。

天才羽生善治の復活と電脳撃破を待っています。

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