北朝鮮の脅しに屈した米国

アメリカのケリー国務長官が韓国・中国を訪問し最後に日本にやってきて安倍総理と会談。
中国には徹頭徹尾「北朝鮮を抑えるようお願いしてきた」のだろう。
それを受けて今日安倍総理は国会で「日本からも中国に北朝鮮を抑えるよう働きかける」と発言されてましたが、中国には北朝鮮を敵に回す気はありません。
ただ、いざ北朝鮮が本当に邪魔になったら犠牲を顧みず攻め込んで排除するでしょう。
アメリカや日本の意向は関係ありません。

今回の北朝鮮の恫喝にアメリカは打つ手がなく中国に泣きつきました。
アメリカ外交の完全な敗北ですがオバマ政権に危機感はありません。
今すぐというわけではありませんが、アメリカの覇権時代が終焉を迎えつつあるのだと思います。

日本は早急に長期戦略を練り直さなければなりません。
もう一度世界の一極となるべく努力するのか、このまま中華文化圏に飲み込まれるのか?

言わずとしれたこと、日本は1400年前中国文化圏とは一線を画しています。
いや日本はそれ以前から独自の日本文明を形造ってきた国です。
他国の干渉を受けぬよう自主独立の文明国家を目指しましょう。

 

中国は尖閣諸島の実効支配を狙ってくるでしょう。
アメリカは今回の件で「チキンレースもできないレームダック」とみられています。
日本は独力で中国と対峙できるよう準備しなければなりません。
日本は機先を制して「尖閣諸島の領有権」を国際司法裁判所に提訴するべきです。

アメリカが日本と協力して中国に対抗する可能性は低いでしょう。
アメリカはいずれ日本より中国を選びます。太平洋戦争の遠因です。

いつの日かアメリカに向かって
「日出るところの総理、日没するところの米国大統領に物申す」
というメールを贈るようになるかもしれません。

 

コメント

コメント(1)

  1. KEI

    ケリー国務長官は帰国後「中国無しでは北朝鮮は崩壊する。だからこそ米国は中国との連携が重要だ」

    その心は
    1)中国に支援をやめさせて北朝鮮を崩壊させる
    2)北朝鮮をコントロールするために中国と協力する
    どちら?多分2)  
    北朝鮮が崩壊したほうが、良いの?悪いの?

    自民党の中国族と同じような政治家がアメリカにも登場しました。

    返信

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