D・カーネギー 「人を動かす」

あまりにも有名な本です。恥ずかしながら今まで読む機会が無かったけど正月休みを利用して読んでみました。
経営者の心得やビジネスにおける人材教育の指南書として世界中で親しまれ、全世界でベストセラー。名著といわれる古典です。
他人を動かす
いまさら紹介するのもおこがましいのですが、せっかくだから・・・
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≪人を動かす三原則≫

人は誰もが、たとえどんな悪業を働いた人物であっても
「自分の行動は正しい」か「当然の仕方ない行動であった」
と思っている。あのギャングとして有名なアル・カポネでさえ「自分は慈善家である」と主張していたのだそうだ。まさに「盗っ人にも三分の理」です。

だから、「人の行いを非難・批判し改めさせようとしてもむりである。せいぜい『疎まれたり恨まれたりする』のが関の山。無駄な努力に終わるだろう」
「人を非難する代わりに、相手を理解するように勤めてみよう。どういう理由で相手がそうするのか良く考えてみようではないか」
【原則(1) 批判も避難もしない。苦情も言わない。】

 

他人を動かす秘訣は唯一つしかない。
「自ら動きたくなる気持ちを起こさせること」だけである。
その気持ちを起こさせるには、
「相手の欲しがっているものを与える」のが唯一の方法である。
では人は何を欲しがるのか?欲望は数々あれど、
人が欲しがる『めったに満たされることが無い欲望』は『相手からのこころからの賞賛の言葉』である。
お世辞ではダメである。エマーソンは「人間はどんな言葉を用いても本心を偽ることは出来ない」といった。つまりお世辞では人は動かない。
エマーソンの言葉は続く「どんな人間でも何かの点で私より優れている---私の学ぶべきものを持っているという点で」

自分の長所・欲求を忘れて他人の長所を考えよう。そうすればお世辞など無用。
「心から賛成し惜しみなく産児を与えよう」---あいては終生忘れないだろう。与えた本人が忘れても受け取った相手はいつまでも忘れないで慈しむだろう。
【原則(2) 素直で誠実な評価を与える】

 

夏になると私はメーン州へつりに行く。
ところで、私はイチゴミルクが大好物だが、魚はどういうわけかミミズが大好物である。
当然ながら釣り針にはミミズをつけて釣りをする。自分の好きなイチゴミルクを魚の餌には使わない。
だが往々にして人はこの当たり前のことをうっかりすることがある。
他人を動かすには「相手の好むものを問題にしそれを手に入れる方法を教える」ことだ。

ある人が子供の偏食で悩んでいた。両親がいくら小言を言っても直らないその子はひどく痩せていた。
ふと気がついて「一体あの子は何を望んでいるのだろう?」と話し合ってみると、
近所にガキ大将がいてその子の3輪車を取り上げて我が物顔に乗り回す。
取り上げられると子供は泣きながら家に帰って母親に訴える。
ほとんど毎日このようなことを繰り返しているらしい。
翌日父親は
「お母さんの言うものを何でも食べれば君はいつかあの子より強くなれるよ」
父親の言葉でその子偏食の問題はたちまち解決した。

「まず相手の心の中に強い欲求を起こさせること。これをやれる人は万人の支持を得ることに成功し、やれない人は一人の支持を得ることにも失敗する」
【原則(3) 強い欲求を起こさせる】
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これで約70ページの要約。主要部の約1/4弱くらい。
豊富な例を挙げて解りやすく説明してくれるこの古典が、巷に氾濫するビジネスや営業のハウツー本の基になっているのが良くわかります。

「人を動かす」の「人」とは自分自身のことですね。

 

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