BY 還暦爺

歳とると夢を見なくなる。「え?年取ったら夢もくそもない、当たり前だろう」って。
ちがうちがう、起きてる時に見る夢じゃない。夜寝てる間に見る本物の夢じゃ。

いや待て!将来が少なくなってきたから、本物の夢も見なくなるものなのか?
こればかりは判らぬ。御存じの方がいたら教えて下され。

とはいえ、たまには見ることもある。本物の夢を。

大いに身につまされる夢を妙にリアルは状況で見てしまった。
詳しく書くのは照れるが思わせぶりなことを言うのも嫌なのでさわりだけ。

ご近所のお宅にお呼ばれで伺い、酒を飲み過ぎてしまい失礼なことをした挙句の親子喧嘩。そのまま酔いつぶれた私が目を覚ますと、その家の息子さんが起きて見守ってくれていた。やさしい人達で俺の不始末をやさしくたしなめてくれるその姿に,わが身の至らなさに気付かされ大いに反省。
そうなると、喧嘩した子供や嫁の一言一言にホロリホロリ、長年の友人の忠告にもホロリ。真人間になろう(いや元々真人間なんだけど)と、夢の中で大いに人生悪いもんじゃないと悟りましたが、そこはそれやはり夢の中。

最近ことに酒に弱くなったせいで、こんな落語の人情話のような夢を見たのかもしれない。
目が覚めりゃあそう変わり映えしない日常ですが、久々のまともな夢に少々若返ったような気がしました。

 

コメント

コメント(4)

  1. 古希前爺

    私の場合は還暦爺様と異なって、早朝に頻繁に夢を見ます。

    おそらく未明に一度目覚め、家族迷惑にならないように2番寝をするために、眠りが浅くなるからではなかろうかと思われます。

    しかし、歳とると還暦爺様と同じくロクな夢しか見なくなるようで、目覚めてから「あ~、夢で良かった。夢のことは早く忘れよう!」といつも思うので夢の中身はお覚えていたことがありません。

    大勢の美女に取り囲まれている夢なら思い出すのでしょうがね~。

    返信
    • 還暦爺

      ”大勢の美女に取り囲まれている夢”

      そんな大それた(アホな)夢を持っている古希前爺様はなんという幸せ者でしょうか。

      私なんか「絶世の美女の手をやっとの思いで握りしめた」所で目を覚まし、握っていたのが嫁の手で、涙で枕をぬっらしたことがあります。

      次回から私のことを「純情爺」と呼んでください。

      返信
  2. 古希前爺

    何を隠そう。

    実は私は昔から品行方正で通ってきまして、浮いた話とは全く縁がございませんので、せめて1度でも良いので大勢の美女に取り囲まれている夢でも見てみたいと思っている次第です。

    純情爺様絶ぁ~。絶世の美女の手を握りしめる夢を見る方法を教えて下さい。

    返信
    • 純情爺

      「絶世の美女の手を握る方法を教えろ」じゃと?

      古希前爺様はまだこんな世迷言を言っておるのか?

      これから「絶倫爺様」とお呼びすることにしょう。

      なんか勘違いしておられるようじゃが、わしが教えられるのは

      「絶世の美女でもなく、まして人妻でもない」

      『気がつけば自分の嫁』の手を勘違いして握る方法だけじゃ。

      『わしの嫁』の手を握る方法ならいくらでも教えるぞ・・タダで!

      返信

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