牛肉放射能汚染 

by KEI

牛肉の放射能汚染がすごい勢いで発覚している。
宮城県の稲わらを餌にした他県の農家が被害に会っているようです。
さしあたって可能性のある地域は、全頭検査をして対応するしか方法がないでしょう。

しかし牛肉は氷山の一角、ことの始まり。これから他の食品も次々と放射能汚染の検査が必要になるでしょう。東日本大震災の被害はこれから何年間にも渡って拡大することになります。

しかしこの被害拡大には”民主党政権による人災”と言う側面が大きいです。
「ただちに人体に影響が出るものではない」と言う曖昧な説明を繰り返す政府。無用な混乱と不安を押さえようという気持ちは判りますが、同時に取組むべき迅速な対策と方針が、殆ど示されてもいないし実行もされていな。

出てくる方針は現状とかけ離れた、何年も先に目指す”お題目のような目標”ばかり。民主党政権は地道に積み上げるべき復興作業で完全に後手に回ってしまった。

人の手を介して生産される農作物や畜産は、今からでも対策を採れば1年以内で落ち着くでしょう。だが海産物はそうはいかない。
人間が一から手をかけて生産しているのではない。養殖であっても、基本的に自然の恵みで育ったものを収穫する。いくら広い海洋であっても食物連鎖で汚染は深まる。近海の海底に生息する生物はそんなに広い範囲は移動しない。近海に流れ出した汚染水から逃れられるはずがない。
海産物の汚染を浄化するのには何年かかるか想像もつかない。

ところが今の政権は、誰一人目の前の危機に目を向けていないように見える。彼らには「”政権失格”と言う烙印を押される」という危機感だけしか目に入っていない。
民主党の皆さん、一刻も早く民主党を解体してください。心ある人たちで民主党を出て新党を結成するべきです。議論が不充分な法案を盾に政権浮揚を図り、喫緊の課題を解決できない政党は震災被害を拡大させています。民主党はこの国に不要です。

コメント

コメント(2)

  1. 食道楽の主婦

    お話は変わりますが、

    東北の牛の行き先が愛媛や兵庫となんと遠くまで来たものです。

    昔、佐多岬の名取の牛が神戸に行って神戸牛になると言う話を聞きました。

    東北の牛さんの中には松坂牛や神戸牛になる優秀な牛さんはいないのかなぁ?

    お話は再び変わりますが、

    八幡浜の魚の養殖も放射能で汚染された餌をあたえてしまって「愛媛のタイは」とならないうように、餌の放射能検査が必要ですよネ。

    返信
  2. 浜っ子

    大型台風、愛媛県は大過なく過ぎ去って良かったです。

    魚は地元だから心配なく食べれると思っていますが、大型スーパーは全国から商品を集めているのでいつ何があるやら心配です。

    放射の汚染地域の方々には気の毒ですが、子供のいる家庭は地産地消を心がけるしかないですね。

    返信

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