石波幹事長と安倍総理不仲説

夕刊フジのインタビューに応えた石波幹事長の答えがこの人らしくて面白い。
1月8日/夕刊フジの記者の質問は、

--》安倍内閣の支持率が比較的高くスタートしたが?
--》夏には参院選があるが?
--》女性閣僚や党役員が増えた。自民党は変わったか?

とまあ当たりさわりのない普通の質問のあと、
--》一部報道には、安倍首相と石破氏が「微妙」「不仲」で、人事に「不満」ともいわれているが? という質問に、

「夕刊フジにも『安倍・石破暗闘』とか書いてあったね。確かに、今まで接点はあまりなかった。出身派閥が違うし歩んできた道のりも違う。いわゆる、毎日電話やメールをするような関係 ではない」

--》やはり不仲なんじゃ…と聞かれて、

「安倍首相は、リーダーとしての明確な理念がある方だ。昨年9月に幹事長を拝命してから、やりにくいと感じたことは1度もないし、お支えしがいがある。」
「大体、私も安倍首相も、そんなつまらないことを考える暇はない。」
「誰がそんなことを喧伝するのか、と考えれば話は簡単で、敵対勢力は2人を不仲ということに して弱体化させたい、マスコミはその方が面白い、ということなんだろうね」

【とまあ、夕刊フジの記者の意図を見透かして、「不仲説を流してるのは(あなたがた)マスコミでしょ?そんなことしても無駄ですよ」とやんわりと記者を諭しています。まあマスコミというのは朝日や毎日を念頭に置いてのことでしょうけど。】

最後に、
--》田中派の先輩に当たる小沢一郎氏が昨年末、日本未来の党を分党したが?

「政党交付金をもらうためだけのような政党が、できては消える。交付金は政党の実績に対して支払われるべきで、こんなやり方は政治不信を深めるだけだ。小 沢氏は子ども手当など、できもしない政策を掲げ、国民をペテンにかけて政権を取り、今度は『脱原発』に飛びついた。こうした小沢氏のいつものやり方に、国民は飽き飽きしていると思う。野田佳彦前首相の大きな功績の1つは、小沢氏の政治生命を事実上、終わらせたことにあるのではないか」

【やはり石波氏の説明は歯切れがいい。でも本当に小沢氏の息の根を止めるのは参議院選挙ですからね。夏までは頑張ってやり抜いてください。総理と幹事長、この二人意外と馬が合いそうですよ。】

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