ネット時代のおそろしさ

世はなべてネット全盛、神仏のように崇め奉り、解らぬことがあればキーボードをたたく輩ばかりになり、この頃ひそかにわが心に芽生えた恐怖の影が日増しに大きくなりうっとおしくてたまらぬ。

コンピューター時代になって、一番得をしたのはだれかご存じだろうか。
印刷物を扱う図書館である。
膨大な文書・資料をコンパクトにファイルにして保存できる。
いつか人類の書物が全てコンピューター・サーバーの中で保管されるようになるだろう。

近い将来、情報のやり取りはすべてネット経由で行われるようになる。
手紙はもうほとんどメールに置き換わった。新聞もいずれ全てネットで配信されるだろう。
学校の教科書ももはや不要。ネット経由で画面を見ながら勉強するようになる。
あらゆる雑誌や小説や漫画や専門書や過去の資料が全て電気信号に置き換えられる。

そのときを思い、私は恐怖におそわれる。
紙に印刷された資料なら、燃えたり紛失したりする恐れはあるが、例えば小説であればその中身を勝手に書き換えることはできない。
書き換えればその痕跡は一冊一冊に確実に残される。
小説だけではない、印刷物はいつか形が失われることはあるかもしれないが、中身はその間維持される。

もうそろそろ『私が何を言いたい』か、お気づきの方がおられると思う。
歴史書や新聞などが、すべて電子化されてしまった時、その中身を簡単に書き換えてしまうことができるのだ。
修正して上書きすれば、それで前に描かれた内容は失われてしまう。
修正前の資料をそのまま残すこともできるが、歴史を消そうとする人間はそれも削除してしまうだろう。

朝日新聞の大嘘は、『私の戦争犯罪』というノンフィクションの体を取った小説の活字が残っていたから、そしてそれを引用して歴史を捏造した朝日新聞の活字が残っているいから明るみに出された。
そのほかのおびただしい朝日新聞の捏造も、当時の朝日新聞の活字が残っているからこそ、反論ができるのだ。

もしこれが全てサーバーや電子記憶媒体の中にしか残っていなければどうなるか。
ものによっては、いつでも悪意の人間によって書き換えられてしまい、
『歴史捏造の証拠が跡形もなく消される』ということがおきる恐れがある。いや絶対おきるだろう。

今もうすでにペーパーレス時代に入って久しい。
阿多®しいものはすでに電子化されている。いつでも悪意の人が誰かを冤罪に陥れる音ができる。
こんなことを考えると、夜もゆっくり眠ることもできない。

そんな恐ろしいことが起きて、
「日本人が、いわれなき冤罪にて歴史の果てまで罪を負わされる」
ということがなきよう、どうか安倍総理の時代に、歴史を捏造した悪意の人たちを明らかにし、この冤罪を晴らしていただきたい!

 

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