シーシェパード クロマグロ漁妨害宣言

by マミコミ
(2010年5月:ちょっと古い話ですが以前のサイトに書いたコラムです。)

大西洋地中海のクロマグロを、”ワシントン条約の絶滅危惧種”としてその”国際取引を禁止”する提案がモナコからされた。
「ちょっと待て、何かおかしくないか。絶滅危惧種だろ、取引禁止でなく捕獲禁止だろう。」
と思ったら「ここ2年間で漁獲量枠を半分に減らした」が効果がなかった。つまり密猟が横行して効果がない。それで取引の禁止か。それでもなお”国際取引を禁止”という言葉には引っ掛かる。
“国内取引はいいのか”と思ったらEU加盟国は国内取引扱いだそうです。
マグロの最大輸入国は日本。つまり日本人さえ買わなければクロマグロ資源保護になる。「買う日本人が悪い」ということらしい。あからさまにそう言っているわけではないがそういうことになってしまう。
( 「援助交際は買う男が居るから悪いのよ!」と怪気炎を上げるT女史流の論法らしい。
そういえばT女史の結論はいつでも、「男が悪い!」と「日本人は情けない」だけ。外人並み?
今回のこの規制にもT女史は「当然よ。日本が悪いんだから」と云うんだろうな。)

 

あまり関係のなさそうなモナコがどうしてこういう提案をするのかその辺の事情はよく判らないが、どう考えても日本を狙い撃ちにしたような規制 案だ。
この規制で本当に効果が上がるのか?
結局、「闇の国際取引が横行して日本以外の国に流れる」そして「そこから日本に高く売りつける」ということに なるんだろうなということで、やはり採る側と売る側の規制もしっかりとやってもらわないとクロマグロ資源保護の効果はあまり期待できないのではないでしょ うか。
しかしながら、資源保護ということでは今回のマグロ(鯨も)のような食料のみならず石油やレアメタルといった問題もあるので、これからもい ろいろな分野で有効な国際的協議が必要になってくる。
そういう意味では大いに議論しなければならないと思いますので、日本もしっかり正当な自己主張をしま しょう。まず本当に絶滅しそうなのか。地球温暖化のような意図的偽データの発表ではないのかというところでしょうか。

 

私見ですが「えーい、マグロなんか買ってやるもんか!」と腹立ち紛れに云うのは少々情けない気もするが、しかし日本も「クロマグロ」国際取引禁止に賛成にまわってもよいのではと思うのですが皆さんいかかでしょう。

日 本はマグロの完全養殖技術が確立しつつあるようですから、国策でマグロ養殖場をたくさん造ってマグロ輸出国を目指そうではないですか。ただし長年かけて 開発した技術は大事な財産。そこはビジネスライクに権益を守りましょう。私はそれまでの間マグロを我慢してもいいです。

 

それにしても反捕鯨団体の”シーシェパード”が「今後、大西洋のマグロ漁を対象に活動する」と言っていたけど本当ならとても楽しみである。
シーシェパードがヨーロッパ諸国の漁船に体当たりしたり網を破ったりするとどうなるのか見てみたいものである。
殆どなにも反撃しない日本の捕鯨船相手にだ け乱暴狼藉を働く彼らにそれほど勇気があるなら”シー・シェパード”と呼んであげよう。

がんばれ”海の臆病者”「シーシェパード」

コメント(1)

  1. 管理人 KOU

    遅まきながら今日の新聞に

    「シーシェパードが本部を置く、米ワシントン州の連邦地裁に”妨害の差し止めと調査船への接近の禁止”を求めて提訴」

    訴えたのは調査捕鯨の実施主体「日本鯨類研究所」と船と船員管理「経堂船舶」

    私は、”シーシェパードの過去の妨害行為”を訴えればいいと思うのですが、出来ないのですかね?

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