オバマ米国の外交音痴 日本は助言するべきではないか?

≪米国のオバマ大統領は、ロシアとウクライナの一部当局者を対象に、渡航禁止や資産凍結などの制裁を発動する大統領令に署名した。≫

米国の外交政策は支離滅裂、基本的な外交戦略の存在が疑わしい。
まるで『人の命は地球よりも重い』といって自縄自縛になった日本の人権外交みたいで、見ていてハラハラする。

あらゆる場面で『人道主義者』の顔を見せるオバマ氏は『ノーベル平和賞にふさわしい人物』であることが明らかになった。【もちろん冗談である】

力に頼らなければならないところで辺りをうかがい制止する声が上がるのを待ち、力を使ってはならないところで「相手が本気にならない」と高をくくって力を使って見せる。
この外交音痴のオバマ氏に適切な助言を与えるスタッフが現政権には皆無のようだ。

強気なら強気、弱気なら弱気一辺倒なら対処できる。
理想は、強く出るべき時は強く、引くべき時は引く。
その真逆のオバマ氏は目も当てられない外交音痴。
彼は鳩山由紀夫なみの『非現実的夢想主義者』だ。


ロシアにおけるクリミア半島の位置づけ、重要性が解っていない。
プーチン氏が兵を引き「併合しない」と発表した時、メンツが立ったと拳を降ろさなければならなかった。
EUその他の同盟国が米国に追随すると考えるのは愚かすぎる。米は孤立する。
クリミア半島で本当に「公正な住民投票による帰属選択」が行われるのであれば支持しなければならない。

このアメリカ帝国の政治的弱体化はひどい。
日本に歴史認識で譲歩するよう圧力をかけるはずだ。
日本は対等な同盟国として、オバマ氏にアドバイスしなければならない立場に置かれたのかもしれない。

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