ケツの青い若造が偉そうなことをぬかすな!

広島県呉市の16歳女子が元同級生の16歳女子を殺害死体遺棄。
この子の言ってることは「腹が立ったからやった」
まるで抑えのきかない獣と同じことを偉そうにさも当然のように言っているだけ。なぜ子供がこんなに無軌道になったのか。

そもそも人間は自我が目覚めるころから『ひよっとして自分は特別な才能を持って生まれた天才ではないだろうか』と思っている。つまり自我とはそんなものなのだ。『唯我独尊』はお釈迦様の専売特許ではないのだ。そしてある意味それはあたっているのだ。自分は一人なのだから。

その一方世界は自分以外の人間がみな『唯我独尊』で生きている世界で、自分が天才ならみんなも天才、自分が凡才ならみな凡才、だが努力した者だけそれぞれの道で才能が花開く。

15、16のガキにそんなことがわかるはずもない。
今の社会は、子供のご機嫌を取り甘やかし、何とかして子供を金にできないかと考えている奴ばかり。
10代の人間をアイドルに仕立て上げて我が世の春の如く持ち上げれば、選ばれなかった子供たちは人生に乗り遅れた脱落者になる。この若さで落伍者の烙印を押されるのだ。こんなんでまともな子供が育つはずがない。

「ケツの青い若造が偉そうなことをぬかすな」
こう言えないのは今の大人達が自分の生き方に自信がないからだ。
自分が振り返って中学・高校時の自分を思い出してみるがいい。

なぜかわけもなく大人たちを見下してた。(俺だけか?)

大人になって気がつくのだ。
いま自分は大人になった。 俺が見下していた大人達のような大人になった。
だが何も成長していない。変わっていない。俺が見下していたそのつまらぬ大人になった。
だから「大人を見下していたのは間違っていなかった」のだ。
人間は変わらない。人間奥底は何も変わらない。これが人生の真実なのだ。

ただそれだけでいい。そのことを子供たちに教えてやれ。

「ケツの青い若造が世間も知らずに偉そうなことをぬかすな」
「お前が俺たちの年になったときどうなってるか教えてやろうか?」
「偉そうなことを言いたければ今は我慢して大人になってから言え」

お前たちは若い。 今のお前たちは何もかもわかったような顔をしているが、本当はわからないことだらけなのだ 。経験しなければ分からないものがあるのだ。

だから、偉そうなことを言わず素直に人の話に耳を傾けろ!

コメント(1)

  1. 若い者が気にいらん女

    大昔から代々年寄りが「近頃の若いもんは…」と言って来て、近頃の若いもんも年寄りになったら同じことを言うのでしょうねー。

    音楽がこの世に現れて以来、代々の年寄りが「なんや近頃の音楽は?やかましいばっかりで、あれでも音楽か?」と言い続けて来たようです。

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