中国の沖縄独立論に踊る人たち

過去の支那の国家、明・清を持ち出し中国が尖閣の領有権と沖縄の帰属を主張している。片腹痛い。
現在の中国はわずか60年そこそこの歴史しかない国家であり、中華の地に興亡した過去の帝国となんの関係もない。

もしこの考えを認めないのなら世界中で民族間、国家間で際限のない混乱を招くことは誰にでも予想がつくだろう。

アメリカは先住民の国家であり、南半分はメキシコ領だ。
それどころか、当の中国のチベットは歴史ある独立国であり、新疆ウィグル自治区は他民族の国家である。
おかしいのは、『明』は漢民族の国家なので笑いながらも聞いてやってもいいのだが、『清』は全く別民族の国家である。(それゆえ清朝滅亡後日本の支援の元彼らの祖国・華北の地に満州国を 樹立した)

その『清』を持ち出してきたということは教育が行き届いて中国ではそのような歴史を知る者がいなくなったと自信を持ったのだろう。

まあいい、ここは彼らには好きに言わせておこう。
彼らの論に従って主張すれば、次のようになる。

・中国はチベットを独立国家として認めなければならない。
・旧満州国及び新疆ウィグル自治区はその帰属問題を住民の手に委ねなければならない。
・台湾は完全な独立国であり中国の主張の根拠はどうひっくり返しても出てこない。
・南沙諸島・西沙諸島などの地域が支那のかつての帝国の版図であったなどということは聞いたこともない。
・かつての支那の帝国の冊封体制にあるものが全て自国であると主張するならまず真っ先に「南北朝鮮」を自国領にするべきである。
・モンゴルに対しては最も強く『中国領』と主張する立派な根拠がある。
なにせ支那はモンゴル民族に支配され、『元』と称し当時ヨーロッパ諸国までその版図に収めんとした。中国の論に従えば、元の支配した東欧までの地域が『中国の核心的利益』と呼べる地域になる。

こりゃあおもしろい。
南北朝鮮だけはできるだけ早く中国が支配することを期待します。

 

沖縄独立論は、沖縄のマスコミとごく一部の沖縄県民がを主張しているようですが、ほとんどの沖縄県民は賢明に独立論を批判しています。

しかしこの『一部の人間』というのが面倒なのだ。
まるで中立のようなふりをして「市民団体」と称して過激な行動をとる。
沖縄米軍基地関係者に暴行を働く。
マスコミがそれを過大に報道し県民を煽る。

いずれ、これらの活動家のところには中国から金品が流れ込む。
懸命なる沖縄県民は独立を煽る人たちの影の部分をしっかりと見張っていてください。

コメント(4)

  1. 愛媛県人

    沖縄が独立するときは早めに言うて下さいや!

    独立の前に住民票や戸籍を沖縄に移しておいて沖縄人になりますけん。

    返信
    • KEI

      愛媛県人様

      沖縄が独立するときは、「沖縄が中国の琉球自治区になる」とき。

      沖縄人というのは存在しなくなりますが、それでよろしいのですか?

      返信
  2. 愛媛県人

    アッ!そうかなぁ?

    私はてっきりアメリカの領土になって、アメリカの永住権を取得出来るのかと思とりましたけん。

    返信
    • KEI

      ・・・その手がありましたか!

      沖縄返還前の状態に戻す!意外と名案かもしれません。

      いっそアメリカ領になればハワイまで行かなくてよくなる。

      ディズニーランドにラスベガス(カジノ)!

      但し武器の所有(と中国人)だけは制限しましょう。

      返信

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。





トラックバック

この記事へのトラックバックURL
  http://www.uwabana.jp/zenkoku/wp-trackback.php?p=6038