民意？
BY KEI
検察審査会で「民意」を盾に無理強制起訴して再度無罪判決。「もうこれで一応のけりはついただろう」と思ったら「まさかの控訴」。
私は小沢氏は政治家として大いに問題ありと思っている。反小沢である。
しかし今回の控訴は病的である。なんとしても有罪にしようという魔女狩りのように見える。もう法治国家の姿ではない。
不法コネ社会の中国は「人治国家」と言われているが日本はなんと呼べばいいのだろう？
自ら煽る民意を利用して報道機関が支配する「報治国家」か？
『マスコミが煽る民意』とは恐ろしいものなのだ。
学校でのいじめ、ネットでの中傷・炎上、被災地瓦礫の忌避、中韓のねつ造する歴史認識等々、これら”理不尽な悪意”を正す良識こそ言論界の存在意義だったはずだが、戦後言論界は商業主義に毒され、「マスゴミ」とまで言われる醜悪なメディアへと変貌した。
特に新聞各社の変節がひどい。その新聞社が圧倒的影響力を持つテレビ局を支配している。
現代日本人はマスコミの操り人形みたいなものだろう。
戦後の左翼思想、つまり日本においては完璧な自虐・衆愚主義に、政界も教育界もメディアも法曹界も一色に染まってしまった観がある。
かろうじて経済界だけは現実の生活を基盤としてかろうじて正気を保ってきたのだろう。
今やっとその流れの潮目が変わりつつあるように見える。
「民意」と言おうが「人治」と言おうが同じことだ。感情や縁故に流され客観的なルールを守ろうとしない。マスコミが生み出した民主党政権の２人の総理がいい例である。
小沢裁判にここまでかけてきた長い時間は一体何だったのか。判決後新たな証拠でも見つかったのか？もう小沢裁判で「民意」を持ち出す必要はないだろう。
嫌いな政治家だが、ここまでその活動を抹殺しようとする「民意」など、マスコミが煽り続けなければ一般人に持ちようがあるはずもない。マスコミの罪は重い。
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