女性宮家・女系天皇にこだわるのは誰だ?

by KEI

皇室のお世継ぎ問題で「女性宮家を創設する」ことが解決策として検討されていますが、これ一体だれが言い出したんでしょうかね?この女系皇族を認めるような「女性宮家創設」案を持ちf出したのは誰か御存じの方がおられたら是非教えてください。

そもそも戦後、皇統宮家が皇籍を離脱せられました。その理由は「皇族方の方から皇籍離脱のご希望を出された」かのように書いてありますが、「日本国憲法制定前に方針が決まっていたが諸般の事情で時期が延びた」と記されています。つまり「乞う籍離脱」の問題は日本国憲法の制定に大きくかかわる問題であり、GHQの意図が大きく影響していたことは間違いありません。

日本国憲法は占領下の非常時憲法であり、当のアメリカ自身が「なぜ日本は未だに憲法を変えようとしないのか?」と不思議がる学者が多いと聞いています。

皇位継承問題においては、歴史上例もなく伝統を踏みにじる「女性宮家・女系天皇」を持ち出すこと自体実に不思議です。
歴史的な経緯から見れば当然、「まず最初に戦後離脱された旧宮家の復活」が議論されるべきでしょう。

左翼の人間は元々「皇室はなくなった方がいい」と思っている人達です。その理由は「皇室があったから日本は戦争を引き起こした」という実に単純で間違った歴史観を信じている人達です。
女性宮家・女系天皇を主張する人の中には「天皇制に反対する左翼」が、長期的視野から見て皇統を消すために主張しているものも多いはずです。
それ以外であれば、皇室のなんたるかに全く思いを致さない思慮のせまい人でしょう。

野田総理ともあろう方が、このような反日左翼思想家に騙されているとも思えませんが、国会で「女性宮家の創設」を審議すると新聞に書いてありました。実に心配です

ヨーロッパでは近世から各国王家の間で婚姻が頻繁に行われ、王室の継承者が他国の王家の人間ということも頻繁に起こります。現実に王さまが亡くなっていなくなった国が他国から王さまを頂くことは珍しくありません。それは女系国王を認めていることから生じます。縁戚関係も広がりその中から優秀な人物を選んで国王に頂くことに違和感はなかったのでしょう。
しかしそれは長いヨーロッパいえ「ローマ帝国の歴史」的背景によるところが大きいもので、ヨーロッパの諸王国の頂く王家全体が日本の皇室に当たるものなのでしょう。(もちろん日本の皇室と他国の王家とは全く違います)

日本人にとってかけがえのない皇室の在り方を議論するのに、なぜか「女性宮家・女系天皇」を主張する人々の顔が見えてこないのはなぜでしょう。政治家では誰がこの主張をしているんでしょうか?(単純に天皇家はいらないと叫ぶ左翼は別です)

コメント(1)

  1. 還暦爺

    確か、小泉総理の時に皇位継承で女性宮家・女系天皇の話が出たんじゃなかったかい?

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