陸山会・小沢裁判のゆくえ

by KEI

陸山会裁判で小沢一郎氏の秘書ら3人に有罪判決が出ましたが、あれほど「有罪へ」世論をあおったマスコミが、手の平を返したように、あの判決への危惧を表明しを批判し始めた。

まるで中世の魔女裁判のようだ」とこの間書いたばかりですが、さすがのマスコミ・メディアもあの判決の異常さに気が付いたのでしょう。次の小沢氏の裁判で軌道修正がされるかどうか。

法をもって人を裁く裁判官が、世論やマスコミに量刑を左右されるようでは法治国家とは言えません。
前後に確たる証拠があり、ある部分が不明な場合に「こうでなければ合理的な説明ができない」という場合はこの限りではない。被告に黙秘権が認められる以上ある程度の推認は生じます。

確たる証拠もなく推測や憶測を積み上げて犯罪人を作ってはなりません。それ以上に訴訟案件以外の事柄について世論に迎合し言及するような判決文を出してはいけません。

私は法律素人ですが、裁判の大原則が「疑わしきは罰せず」ということくらい知っています。
裁判官が「疑いがあるから有罪である」なんてどうしちゃったんでしょう。

 

コメント(1)

  1. ニトロ

     裁判官も所詮、人の子と言う事ですね。
    世間の風潮に流されまくりです。始めに罪ありきですからね、「疑わしくは罰せず」は何処か遠い国の、裁判官なのでは?

    返信

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