死闘!

by パックマン

長谷川穂積と粟生隆寛、どちらも2階級制覇を目指し11月26日にダブル世界タイトルマッチ。相手はどちらも大変な強豪。

長谷川の相手は無敗の若手世界ランク1位のフアンカルロス・ブルゴス。2階級上げてタイトルを目指した長谷川は、これまでの華麗なフットワークからノーモーションの切れのあるパンチを繰り出すスタイルをかなぐり捨て、足を止めて打ち合うという意外な戦法で試合に臨んだ。危ない場面もあったが結果的にパワーに勝る相手にスピードで打ち勝ったのはさすが。
母親の死を乗り越えての快挙。

一方、粟生の相手はビタリ・タイベルト。テクニックもパンチ力もチャンピオンのタイベルトが有利と見られていた試合の前評判を見事に覆して完勝。序盤からボディーを攻めたのが意外と効果的で3回にはカウンターで見事なダウンを奪う。チャンピオンの焦りを誘いそのまま押し切った。
これまた見事な試合でした。おめでとうございます。

一つだけ気になるのが、勝った長谷川が今回のような試合を続けるのかどうか。
階級を上げたという意識が、パワー負けしないようにと力勝負に出た理由かもしれないけれど、以前のスピードとパンチの切れで試合を組み立てるほうが結果的にKO率も上がるような気がするのですがどうでしょうか。
二人の次の試合が楽しみです。

コメントする

投稿前の注意

  • 他の人に不快感を与える投稿や誹謗中傷するようなコメントはおやめください。
  • コメントを投稿する前によく読みなおして投稿しましょう。





トラックバック

この記事へのトラックバックURL
  http://www.uwabana.jp/zenkoku/wp-trackback.php?p=183